ディーゼルエンジン コモンレールシステム

コモンレールシステムは、サプライポンプで高圧にした燃料をレール(蓄圧室)内に蓄え、ECU制御のもとにタイミングよくインジェクタから各気筒に適切な噴射量を噴射するシステムです。

高い燃料噴射圧力により、燃料を微粒にしますので、燃料の粒が小さくなり中心部の燃え残りがなくなり粒子状物質の発生を抑えます。

燃料の高圧噴射化に伴い噴射率(単位時間あたりの噴射量)も増加しますが、噴射から燃焼開始までの遅れ(着火遅れ)は、一定時間以下には短縮できません。そのため着火までに噴射された燃料が増加、つまり初期の噴射率が多すぎるため、着火と同時に爆発的な燃焼が起きてしまい、NOx及び騒音を増加させてしまいます。

そこで、パイロット噴射を行うことにより、初期の噴射率を必要最小限に抑え、爆発の初期燃焼を緩和しNOx 及び騒音を低減させています。

コモンレールシステムの概要

図:コモンレールシステムの概要

製品の搭載位置

図:製品の搭載位置

乗用車・小型商用車用


(1)サプライポンプ


(2)ソレノイドインジェクタ


(2)ピエゾインジェクタ


(3)レール


エンジンECU


EDU


レール圧センサ

中型車・大型商用車用


(1)中型商用車用サプライポンプ


(1)大型商用車用サプライポンプ


(2)ソレノイドインジェクタ


(3)レール


エンジンECU