 |
栄光へのチャレンジは続く
10月22〜23日に行われた2011MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第8戦MFJ-GP大会は、全日本選手権シリーズ中唯一国際格式で行われるレース。
海外のライダーが参戦出来る他、通常の獲得ポイントに+5のエクストラポイントが加算される特別な位置付けとなっている。会場となった宮城県のスポーツランドSUGOインターナショナルモトクロスコースは、2005年から3年にわたってモトクロス世界選手権を開催した、正にGPの名に相応しい舞台。大会期間中は土曜日が生憎の雨模様となり、転倒やスタックするライダーが続出するディープマディのコンディションとなる。決勝が行われた日曜日には天候も持ち直し、コースも泥を排除する大がかりな整備が施されたが、水分を多く含んだ路面には何本ものラインが出来て、難しいコンディションでのレースとなった。
公式発表で5,270人の観客が集まった第49回MFJ-GP。デンソーがサポートするSEKI Racing MotoRoman & KBF-RSからは、この大会に星野優位、冨田健二、飯田義明、益 春菜の4名のライダーがエントリーした。特にレディスクラスで3年連続チャンピオンに輝き、今シーズンも開幕から4勝をマークした益春菜にとっては、4連破を達成するために負けられないレース。またここまで7度表彰台に登壇、内2位が4回というリザルトをマークしてきた星野にとっては、悲願の初優勝を目指す大会となった。
しかし、あと一歩が難しいのがレースだ。IA2ヒート1、スタートの遅れを挽回し着実に順位を上げた星野は、ラスト2周に自身のベストラップをマークする走りでラストラップついに3番手まで浮上するが、ここでタイムアウト。3位表彰台をこそ獲得したものの表情に悔しさを滲ませた。ヒート2、今度は好スタートを決めオープニングラップを2番手で戻ってきた星野。しかし新た路面を攻略しきれず、トップの背中は徐々に遠ざかる。星野は2位の表彰台で、またしても悔しさを噛みしめた。
LMXの益は1周目4番手でコントロールラインを通過。2周目3番手に順位を上げた益はトップ追撃の態勢に入るが、直後に転倒を喫してしまう。なんとか再スタートを果したものの結果は5位。連破を目指したタイトル争いも苦境に立たされる結果となった。しかし最後まで決して諦めることはない。チャレンジし続ける者にだけ栄光のチャンスは訪れる。残り2戦、最終レースの最終ラップまで、チャレンジは続く。
益 春菜選手
星野優位選手
|