京都府公共交通等ICT活用事業における実証実験の実施について

2016年12月19日

      

 京都府では、人口減少、少子高齢化の加速度的進展により、都市部以外においては、公共交通ネットワークの縮小やサービス水準の一層の低下が懸念されています。そのため、府内の中山間地であるJR山陰本線沿線において、自治体や交通事業者など地域の関係者が連携し、持続可能な地域公共交通ネットワークの再構築を図るため、「JR山陰本線(園部〜綾部)沿線地域公共交通網形成計画」の策定を進めているところです。
 この度、この計画における具体的施策検討の一環として、南丹市美山町において、高齢者等(18名)にタブレット端末を配付し、送迎サービスの申し込みや農産物の集荷、日用品配達、相談、催事等の地域情報提供による移動機会の創出など、生活交通の確保を含む複合的なサービス提供を行うための実証実験を12月19日(月)から2ヶ月間にわたり行います。
 本実証実験では、高齢者が様々な地域主体とつながる「生活手段」としてICT活用可能性や高齢者の外出機会を増やすための仕組みづくりを目指します。
 デンソーは、上記取組みに対して、「ライフビジョンシステム」を提供し、実証実験に協力します。

     

1 実証地域及び期間

     

2 実証実験に使用するシステム等

      

(1) 実証実験の内容

【実験の概要】 地区住民にタブレット端末(18台、Android)を配付し、アプリを介し、南丹市(及び美山支所)、美山町鶴ヶ岡振興会、住民出資による日用品・農産物販売店「タナセン」との間で文字・音声・テレビ電話によるコミュニケーションを行い、移動機会の創出を図る。

【実験の詳細】

地域の現状及び実証内容
地域の現状 ・高齢化、過疎化が進行
・公共交通の運行本数が少なく、高齢者が買物等外出がしにくいため、地域内送迎サービスを実施
・タナセンと農産物生産者の集荷、在庫確認に手間がかかる
具体的な実証内容 (1)行政・地域情報収受(市、振興会、タナセンから発信)
(2)振興会への送迎サービスの利用依頼(テレビ電話)
(3)タナセンへの商品発注、相談等(テレビ電話)
(4)農産物の集荷依頼(文字情報)、販売状況確認(テレビ電話)
(5)通信記録を活用した見守り
(5)スマホ版(情報受信のみ)により、若年層等も同様の情報を共有
(7)簡単なゲーム機能による操作トレーニング
検証ポイント ・高齢者が様々な地域主体とつながる「生活手段」としてのICT活用可能性
・高齢者の外出機会の増加
・農家の利便性向上
・高齢者の見守りの強化  等

(2) 実証実験参加者説明会の開催について

  1. タブレット配布者向け説明会
    12月19日(月曜日) 13:30〜 旧鶴ヶ岡小学校
    (南丹市美山町鶴ケ岡宮ノ前23−2)
  2. スマートフォン利用者向け説明会
    12月19日(月曜日) 20:00〜 鶴ヶ岡振興会内
    (南丹市美山町鶴ケ岡新釈迦堂前1

(3) 使用アプリ:「ライフビジョン」((株)デンソー)

【特長】