デンソー工業学園の60周年記念式典を開催

2014年04月17日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、4月16日(水曜日)、デンソーが運営する厚生労働省認定の企業内学園「デンソー工業学園」(本社:愛知県安城市、学園長:松井 茂樹)の60周年記念式典を開催しました。式典には、デンソー工業学園の卒業生や在校生、デンソー関係者、社内外でデンソーの技能者育成に関わっていただいた方など約450人が出席しました。当日は、現在のデンソー工業学園の施設見学を行ったほか、式典ではデンソー社長の加藤があいさつを行いました。

 デンソー工業学園は、時代・環境の変化に柔軟に対応でき、デンソーの核となる人材の育成を目指して幅広い分野の教育を行っており、60年間で9000人を超える卒業生を送り出し、現在も6000人を超える卒業生が、デンソーのモノづくりの現場で活躍しています。
 当社の技能者養成の原点は、1954年に設立した技能者養成所までさかのぼり、当初、本社工場内にて34人の中学校卒業者を対象に養成工教育をスタートしました。その後、1966年からは高卒者の1カ年訓練課程を開始、1987年には実践型人材育成を目指した2カ年教育短大課程を立ち上げています。現在は、工業高校課程で89人、高等専門課程で90人、短大課程で3人、海外グループ会社社員を対象とした留学生課程で20人の学園生が学んでいます。

 また、当社は、若い技能者の心・技・体を磨き、技能を伝承することを目的としてデンソー工業学園で技能五輪選手の育成を行っており、第1回目の技能五輪全国大会から出場しています。技能五輪国際大会には、1971年から出場しており、これまでに金メダル28個、銀メダル15個、銅メダル13個を獲得しています。

 さらに、当社は海外での技能者育成にも取り組んでいます。当社の海外での技能教育は1989年に米国から始まりました。まだ工場を建設する前の段階から現地社員の育成を目的に技能道場という教育施設を設立し、当時は言葉よりも動作・ジェスチャーを社員に見せ体感させることで育成していました。今では17の国・地域の33拠点に技能道場があり、グローバルに技能教育体制を整えています。

 モノづくり産業を取り巻く環境は変化の一途をたどっており、その変化に迅速に対応する技能教育が求められています。今後も、デンソーのモノづくりを牽引する人材の育成に、グローバルな目線で取り組んでいきます。


現在のデンソー工業学園


歴代のデンソー工業学園長・デンソー技研センター社長によるくす玉割り

以上