デンソー 取締役社長 加藤 宣明 年頭あいさつ(要旨)

2014年01月06日

 株式会社デンソーでは、1月6日(月曜日)8時40分から本社(愛知県刈谷市)にて年賀式を開催いたしました。取締役社長の加藤宣明から社員に向けた年頭あいさつの要旨は以下の通りです。

 新年あけましておめでとうございます。年頭のあいさつにあたり、まずは昨年の社員の皆さんの頑張りと、その頑張りを支えて頂いたご家族の皆さんに深く感謝いたします。また、昨年末の「全日本実業団対抗女子駅伝」初優勝の喜びを、改めて共に分かち合いたいと思います。

 昨年、自動車市場は北米や中国市場が拡大し、世界全体としては前年比4%を超える成長を遂げました。デンソーにおいては、中期方針の3本柱である「先進的な技術開発」、「モノづくりの革新」、「市販・新事業の育成」にグループを挙げて取り組み、これまでの地道な構造改革の努力も相まって、それらの成果を感じることのできた1年でした。しかし、いいことはそれほど長続きしないのが通例であり、目先の状況に一喜一憂することなく、常に技術開発やモノづくりの原点を見つめ、中期方針の達成に向けて着実に取り組んでいかねばなりません。

 また、当社は昨年4月に「デンソーグループ2020年長期方針」を発表しました。2020年に向け、 デンソーがどのように社会に貢献していけばよいのかを常に考え、社会や人を思いやる事のできる企業へと成長していくことが必要です。こうした思いを踏まえ、長期方針では「地球環境の維持」と「安心・安全な社会づくり」にこだわり、使命感を持って取り組んでいくこととし、スローガンを「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい」としました。
 まず、1つ目の「地球環境の維持」においては、これまで以上に省燃費や、省エネルギーを重視して取り組んでいきます。2つ目の「安心・安全な社会づくり」においては、ドライバーが穏やかで冷静に運転できるような「いつもの安心」と、事故の未然防止や、事故が起こった際の被害を最小限にとどめられる様な「もしもの安全」を実現していきます。また、クルマで培った技術を生かした新事業に挑戦し、様々な分野で社会の困りごとの解決に寄与していきたいと思っております。

 私たちは自らを変革し、進化し、成長していかなければなりません。そのために社員の皆さんへの期待を3つ述べさせていただきます。

(1)新たな私に挑む
物事を始める際、意識してより高い目標を立ててみてください。そして、「新しいやり方はないか」と新たな発想を心がけ、周りの人や関係部署を巻き込みながら、ぜひチャレンジしてください。
(2)可能性を信じる
上司の皆さんには、ぜひ部下の皆さんを信じて、任せてほしいと思います。そして部下の皆さんは、自分の能力を信じ、全力で取り組んでほしいと思います。「任せる」、「期待に応える」という循環を、さまざまな場面で実践してください。
(3)個性を高め合う
デンソーでは国籍や性別、年齢、職歴等、様々なバックグラウンドを持った方々が働いており、この多様性は私たちの強みです。皆さんには自分自身の個性を磨くことに加え、お互いの個性をチームの掛け算として、より大きな成果につなげられるよう、取り組んで頂きたいと思います。

 最後になりますが、本年が、デンソーグループの皆さん一人ひとりや、ご家族にとって、より良い1年となることを祈念いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。

以上