デンソー、海上コンテナ用冷凍機を開発

2013年09月25日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、コンテナ分野で世界有数の事業者である中国国際海運コンテナ(集団)有限会社(本社:中国広東省、董事長:李 建紅、以下CIMC)と共同で海上コンテナ用冷凍機を開発し、2013年10月から本格的に市場に投入します。

 近年、生鮮食料品を産地から家庭まで適切な温度・湿度で輸送することで、食の安心・安全を確保する冷凍・冷蔵物流システムの導入が進んでいます。また、世界的な輸送量の増加に伴い海上冷凍コンテナのニーズが高まっています。デンソーはこれまでも冷凍車用の冷凍機を開発・販売してきましたが、システム全体にその技術を活用することで食の安心・安全にさらに寄与すべく、海上コンテナ用の冷凍機を開発しました。

 開発した冷凍機は、一般的な既存の1コンプレッサーシステムに対し、業界初の2コンプレッサーシステムを採用しています。2台のコンプレッサーの回転数を独立してインバーターで制御することで、1コンプレッサーシステムでは難しかったきめ細かな温度制御と大幅な省燃費の両立を実現しています。冷凍機は、CIMCに納入し、コンテナに架装され、海上冷凍コンテナとして顧客に納入されます。

 デンソーは、これまで長年にわたり培ってきた自動車向け技術を活用し、自動車以外のさまざまな分野の技術・製品開発に取り組んでいきます。

CIMC概要

1.社名 中国国際海運コンテナ(集団)有限会社
2.所在地 広東省深圳市
3.董事長 李 建紅
4.設立年月 1980年1月
5.売上高 543億元(約8,800億円、2012年実績)
6.従業員数 約5万8500人(2012年時点)
7.事業内容 海上コンテナ、車両シャーシ、エネルギー・化学設備、海洋設備、空港設備等の製造・販売

以上