デンソー、省燃費スパーク(点火)プラグ「Two Tops」を発売
〜新形状を採用し、燃費とエコをリーズナブルな価格で実現〜

2009年12月24日

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、2010年1月6日(水曜日)に省燃費型ニッケル・スパークプラグ「Two Tops(ツー・トップス)」を発売します。

 ツー・トップスは、火花を受ける接地電極に、新たに凸形状を採用したもので、火花を発する中心電極の凸形状との両凸(TwoTops)構造となっています。
 2つの電極には、デンソーが新たに開発したニッケル合金を使用することによって、コスト上昇を抑えつつ、当社従来型のニッケル・スパークプラグに比べ、中心電極の直径を40%細くし、消炎作用【注1】を抑制して着火性能を高め、クルマの燃費を1.2%、トルクを1.1%それぞれ向上させながら、CO2排出量を0.8%低減【注2】させることを可能にしました。
 価格は型式により、800円と950円(メーカー希望小売価格・税抜き)の2種類があり、従来型ニッケル・スパークプラグが装着されている自動車(主に軽自動車)をメインターゲットに、全国の自動車ディーラーや自動車部品量販店、デンソーサービス店などを通じて販売します。

 スパークプラグは、一般的に電極が細いほど消炎作用が抑制されて着火性能が高くなり、燃費やトルクを向上させますが、エンジンの燃焼室内の過酷な環境で使用されるため、同時に十分な耐久性を確保する必要があります。
 デンソーはこの2つの条件を満たすプラグとして、イリジウム・スパークプラグと白金スパークプラグを開発・販売してきました。
 しかし、イリジウムや白金は貴金属で非常に高価なため、今までは従来型のニッケル・スパークプラグと、イリジウム・白金スパークプラグの価格に大きな開きがありました。
 そのため、デンソーは、性能、価格の両面において、従来型ニッケル・スパークプラグとイリジウム・白金スパークプラグの中間の位置づけとなるツー・トップスを開発し、燃費とエコをリーズナブルな価格で実現しました。

<注釈>

【注1】スパークプラグの電極間で発生した火種が混合気を燃やしながら成長する際、火種が電極に触れると、その熱を奪われ、着火性能が損なわれる現象のこと。

【注2】当社製の従来型ニッケル・スパークプラグとの比較。データは全て当社調べ。

製品ラインナップ

型式 メーカー希望小売価格(税抜き)
K16TT 800円
K20TT 800円
W16TT 800円
XU22TT 950円
XUH22TT 950円

電極部分の比較

Two Tops(ツー・トップス)

ニッケル・スパークプラグ

Two Tops(ツー・トップス)

以上