AFS(ヘッドランプコントロールシステム)は、ステアリング舵角と車速に応じて、ロービームヘッドランプの向きを水平方向にコントロールし、夜間コーナリング時の視認性を向上させることにより、安全運転に貢献します。
デンソーは、カーブでの視認性をさらに向上させる新しいAFSを現在開発中です。開発中のAFSは、カーナビゲーションシステムからの道路情報を使用し、進行方向にあるカーブを予測します。その予測に基づき、車両がカーブに入る前に進行方向を照らすため、ヘッドランプの向きをコントロールします。これにより、従来のAFSよりさらに早く、ドライバの視認性を高めます(図1)。デンソーは、新しい技術を実用化するために、ナビゲーションシステムからの位置情報の精度を向上させる技術開発に取り組んでいます。
デンソーは、2003年に、トヨタ自動車株式会社および株式会社小糸製作所と共同で、世界で初めてAFSを開発し、AFS ECUなどのキーコンポーネントを供給しました。AFS
ECUは、車両がコーナーを曲がる時、ステアリング舵角と車速からランプの制御角度を算出し、車両が曲がる方向にロービームヘッドランプの向きを合わせ、広い範囲を見やすく照らします。
さらに、2006年1月には、従来と比べ、体積で約70%も小型化したAFS ECUを開発しました。また、新しいECUは、道路状態と車速に応じて、よりきめ細かく配光をコントロールすることができ、その結果、視認性が向上しました。
デンソーは、衝突を警告・回避する予防安全と、衝突時の被害を最小限に抑える衝突安全の2つの分野で、自動車用安全システムを開発し、供給しています。より安全なクルマ社会を目指して、デンソーは、今後も安全システムを進化させていきます。
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