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コモンレールシステム
 
ディーゼル車は、ガソリン車に比べて少ない燃料で長い距離を走れるうえに力があり、地球温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)を出す量が少ないなどの特長があります。そのかわり、大気を汚す原因となるちっ素酸化物(NOx)やスス(PM)を含む排出ガスを出します。これまでのエンジンでは、ちっ素酸化物(NOx)を減らすために燃料の燃やし方を変えるとスス(PM)が増え、スス(PM)を減らそうとするとちっ素酸化物(NOx)が増えてしまいました。
 
 
そこで、デンソーは世界で初めて「コモンレールシステム」という新しい方式を開発しました。その仕組みは、燃料にすごい圧力(18,000メートルの深海と同じ圧力)をかけて細かい霧にして、スス(PM)ができないように燃やします。でも、一度に燃やして温度を上げるとちっ素酸化物(NOx)ができやすいので、耳かき1杯の50分の1程度の燃料を10,000分の4秒という目にもとまらない間かくで、数回にわけてエンジンに吹き込むのです。これができたのは、1000分の1ミリ単位で部品をつくる技術や小さなコンピュータで部品をすばやく細かく動かせる電子技術をうまく組み合わせたからです。

 

 
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